市況概況(平成18年9月分)

【天候】 『高温・少雨・多照』 高気圧に覆われ晴れた日が多い
(道内)
・上旬の天気は短い周期で変化したが、中旬・下旬は高気圧に覆われ晴れた日が多かった。一方で、中旬には台風第13号、下旬には発達した低気圧の影響で荒れた天気となった日もあった。気温は、上旬と中旬に高く経過し、月平均気温も高かった。月降水量は、全道的に少なかった。日照時間は、中旬・下旬に多く、月日照時間も多かった。

(全国)
・降水量は北日本、東日本太平洋側、西日本太平洋側で少なかった
 降水量は、低気圧や前線、台風の影響の大きかった南西諸島の一部を除き、全国的に平年を下回る所が多く、北日本、東日本太平洋側、西日本太平洋側では少雨となった。
・日照時間は南西諸島で少なく、北日本では多かった
 南西諸島や九州南部地方では、低気圧や前線、台風の影響を受け、曇りや雨の日が多く、日照時間が少なかった。石垣島では9月の月間日照時間の最も少ない値を更新した。一方、高気圧に覆われることの多かった北日本では日照時間が多く、江差では9月の月間日照時間の最も多い値を更新した。
・気温は短い周期で変動し、北海道で高かったほかは全国的に平年並
 気温は、短い周期で平年を上回る時期、下回る時期を繰り返した。月平均気温は、北海道で高かったほかは全国的に平年並だった。
・台風第13号が九州に上陸、暴風雨や竜巻による被害が発生した
 台風第13号が南西諸島を通過し17日には九州に上陸した。このため、南西諸島と西日本を中心に暴風と大雨による被害が発生したほか、宮崎県で竜巻による被害が発生した。

参考
札幌管区気象台(http://sapporo-jma.go.jp/)
気象庁(http://www.jma.go.jp/jma/index.html)
【青果物全体】
 農作物の生育は、台風13号および、その後の低気圧の影響で一部地域で影響があったものの、北日本を中心に好天に恵まれたことから、秋冬野菜は順調。その為、にんじん等一部の品目を除き、9月上旬には高かった品目も9月下旬には平年並に落ちついている。
 しかし、上・中旬の影響で9月全体では数量が平年比の7.2%減、単価が10.9%高であった。
【野菜】
 にんじん、キャベツ、ピーマン等、前月から引き続き高値の品目もあるが、だいこん、レタス、きのこ類(生しいたけ、えのき、まいたけ等)は平年と比べて安価になっているなど、品目により差が出る結果となっている。
 野菜全体では数量が平年比で9.2%減、単価は9.5%高となっている。
【果実】
 早生物のみかんが始まったが、平年比58.4%の数量と出足の悪いスタートになっている。一方、輸入果実のネーブルオレンジ、キウイフルーツの数量がそれぞれ平年比166.6%増、112.2%増、価格が19.3%高、14.2%高と順調な伸びを見せている。
 果実全体では平年比で数量が0.7%減、単価は10.7%高であった。
【水産物】
 生鮮ものでは、めばち、きはだが数量減の影響で、単価が平年の30〜50%高となっている。秋さけは数量が平年の13.2%減で推移しており、その影響で価格が平年の43.8%高であった。するめいかも同様に数量減(平年の15.8%減)の単価高(同45.4%高)である。一方、さんま、さばの単価は平年の1〜2割安で推移するなど、魚種により差が出る結果となっており、生鮮もの全体では平年比で数量が9.5%減、単価は7.8%高であった。
 冷凍ものでは、冷凍いか、冷凍さんまの数量減の影響が大きく、全体で数量36.1%減、単価34.5%高と、数量減の単価高の傾向となった。
 塩干ものは、平年比数量14.6%減、単価30.8%高といった内容であった。

注)文中の平年とは、五ヵ年(平成13〜17年度)平均のことを表しています。 詳細は流通情報(http://www.market-trend.info/index8.html)をご覧下さい。
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(社)北海道市場協会