業務の見直しにより、市況概況は平成18年11月で最終号となります。ご了承下さい。
市況概況(平成18年11月分)
【天候】
『高温・多雨・並照』上旬に顕著な高温。竜巻で大きな被害(道内)
この期間の天気は短い周期で変化した。7〜9日には、上空の寒気や発達しながら通過した低気圧の影響で荒れた天気となり、佐呂間町などで竜巻が発生し大きな被害が出た。中旬以降、冬型の気圧配置となる日が現れたが、寒気の影響は一時的だった。月平均気温は平年より高く、特に上旬は南からの暖気が吹き込み、顕著な高温となった。降水量は、上・中旬で多く、月降水量は多かった。月日照時間は、全道的に平年並だった。
・全国的に高温
寒気の南下は一時的で、全国的に高温となった。上旬は、低気圧や前線に向かって南風が吹き込んだ北日本と東日本を中心に気温がかなり高かった。また、中旬後半から下旬にかけては、南海上からの暖かく湿った気流の影響で、西日本と南西諸島を中心に気温がかなり高かった。
・北日本と西日本で多雨
低気圧が周期的に日本付近を発達しながら通過し、北日本と西日本および関東地方では多雨となった。低気圧に向かって南から暖かく湿った気流が流入したため、11〜12日は北海道東部で、26日は四国や紀伊半島の一部で記録的な大雨となった所があった。
参考
札幌管区気象台(http://sapporo-jma.go.jp/)
気象庁(http://www.jma.go.jp/jma/index.html)
【青果物全体】
野菜の生育は、秋以降好天に恵まれ生育が促進し出荷量が集中していること、気温が高めで推移し鍋もの等の需要が低迷していることから、卸売価格が平年と比べ安値で推移している。また、だいこん、はくさい、キャベツについては、需給調整のため産地廃棄を実施した。
一方、果実は温州みかんが裏年に加え、受粉時期の天候が悪かったことなどから収量減になっており高値で推移している。りんごも昨年の大雪の影響で数量が減り高値で推移しており、果実全体でも数量減の単価高となっている。
青果物全体では数量が平年比の11.8%減、単価は同4.4%高であった。
【野菜】
平年よりも高い品目は、アスパラガス、さやえんどう、かんしょ、たまねぎ等一部だけで、それ以外の品目は平年の1〜3割も安価となっているものが多い。
野菜全体では数量が平年比の9.4%減、単価は同11.0%安となっている。
【果実】
いちご類等が平年と比較して安価となっている以外は、他の品目は高値で推移している。特に温州みかんは数量が平年の3割減、単価は7割高となっている。
果実全体では、平年比で数量が17.5%減、単価は36.3%高であった。
【水産物】
生鮮ものでは、前月同様にめばち、きはだが数量減の影響で、単価が平年の10〜110%高となっている。するめいかも同様に数量減(平年の26.6%減)の単価高(同47.1%高)である。一方、秋さけ、さば等は平年より数量増となるなど、魚種により差が出る結果となっている。生鮮もの全体では平年比で数量が3.4%減、単価は2.3%高であった。
冷凍ものでは、冷凍いか、冷凍トラウトの数量減の影響が大きく、全体で数量27.0%減、単価3.9%高であった。
塩干ものは数量は8.9%と微減であったが、単価は24.9%高といった内容であった。
注)文中の平年とは、五ヵ年(平成13〜17年度)平均のことを表しています。
詳細は流通情報(http://www.market-trend.info/index8.html)をご覧下さい。
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先月の市況概況は
こちらです。
(社)北海道市場協会